地域のパンデミックプランニング
愛知県立大学看護学部におけるCOVID-19感染防止対策について
掲載誌
インフルエンザ
Vol.23 No.1 71-75,
2022
著者名
片岡 純
記事体裁
連載
/
抄録
疾患領域
呼吸器
/
感染症
診療科目
一般内科
/
呼吸器内科
媒体
インフルエンザ
2020年の年明けから感染者数が拡大したCOVID-19感染症に対して,愛知県立大学看護学部では感染状況を見据えながら講義・演習・実習方法を柔軟に変更し,できるだけ看護教育の質を保証すべく教職員が知恵を出し合い取り組んできた.
2020年4月の緊急事態宣言発令時はやむなく1カ月の休講期間を取らざるを得なかったが,その間にオンライン講義ができる環境を整え,以降は対面授業とオンライン授業の切り替えを何度も繰り返しながら,教育活動を止めることなく経過した.「クラスターを起こさないよう配慮しながら,教育活動は継続する」方針は全国の大学に共通するものと考えるが,特に,看護系大学では将来の看護職の養成がミッションのひとつであることから,いかに臨地実習を含む体験型の学びを継続するかが課題であった.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。