感染対策
コロナ感染症対策に関し在野有志が世に訴えた2021年8月18日付の緊急声明について(後半)
掲載誌
インフルエンザ
Vol.23 No.1 45-50,
2022
著者名
西村 秀一
記事体裁
抄録
疾患領域
感染症
/
呼吸器
診療科目
一般内科
/
呼吸器内科
媒体
インフルエンザ
Key Words
エアロゾル,公開の客観的議論の必要性,記者会見,コンカレント・エビデンス,賛同者の利益相反
2021年夏,COVID︲19の感染拡大による医療現場の切迫から,「策が尽きた」,「もはや国民の徹底的な外出自粛策しか手はない」と言ってはばからない政府とそれを支える“専門家”の発言に反発した在野の科学者,医学者有志が「最新の知見に基づいたコロナ感染症対策を求める科学者の緊急声明」発出した.そのあとさまざまな反響ならびにディスカッションがあった.今,改めてそれらを見返してみると,なかには感染症の対策に携わるいろんな領域の人たちに知ってほしいものも含まれていた.それらはそのまま消し去るには惜しいものである.それらを引き出し,本稿で記録として残したい.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。