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目で見る遺伝子改変マウスによる生殖機能解析
―胎盤GLAST 陽性細胞の解析―

掲載誌
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.30 No.4 4-7, 2023
著者名
鏡 京介
媒体
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY

絨毛外栄養膜細胞(extravillous trophoblast;EVT)の浸潤は胎盤形成において重要な位置を占めており,EVTは母体免疫細胞から攻撃を受けることなく子宮筋層内まで浸潤し,母体の子宮らせん動脈内腔と筋層を再構築する。これにより母体の子宮内動脈の血管抵抗性が減弱して絨毛間腔に十分な血流が供給されるが,この一連の浸潤過程に異常が生じてEVTによる母体血管の再構築が適切に行われない場合は,週数が進むにつれて胎盤機能の低下をきたし,結果として妊娠高血圧症候群が発症すると考えられている。これらの過程では,胚由来のEVTと子宮の脱落膜における母体細胞との相互応答が重要とされるが,応答機構に異常が起こると胎盤形成が障害される。その主な原因として母児間の免疫応答の異常が推定されているが,筆者らは最近遺伝子改変マウスを用いた検討から,子宮側の時計遺伝子の機能不全で母体側の血管構築の異常が起こり,妊娠継続が困難になることを見出した¹⁾。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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